1950年代頃製、ミリアムハスケルのネックレスです。

ジェットを思わせるブラックガラスにクリア
ラインストーンを合わせた、落ち着きと華やぎの
感じられるデザイン。

三つの独立したパーツから成るトップ部分には、
それぞれ花や葉があしらわれています。

花の中央に配したブラックストーンは、別の場所では
単体で一輪の花を表現。
クリアストーンもまた、花びらや葉の上で、雫のように
キラキラと輝きます。

限られたパーツを自由に組み合わせ様々なモチーフを
創り出すのは、ハスケルが得意とする表現方法の
ひとつだといえるでしょう。

留め具にもトップと同じ花々が飾られています。

モチーフのサイズや全体の色味を抑えた中にも
ハスケルならではの高いデザイン性が溢れだす、
大変美しい作品です。

クラスプ裏に「MIRIAM HASKELL」のサイン。

経年によるメタル部分の変色が、ヴィンテージ
ジュエリー特有の味わいをより深めています。

ネックレス長さ：約44cm

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