37石のダイヤモンドを贅沢に使用し、大ぶりなソードを象った
存在感たっぷりのジャボットピンです。
植物を思わせる、装飾的で流れるようなラインのガード部には、
オールドヨーロピアンカットとシングルカットのダイヤモンドが
34石あしらわれています。
枠の幅に合わせサイズを選び、モチーフの先端まで細やかに
敷きつめられたダイヤモンドが、白色の地金に引き立てられて
きらきらと華やかに輝きます。
グリップ部には、鮮やかなロイヤルブルーのエナメルと金の
縒り線をぐるりと一周巡らせ、ボリュームと立体感を表現。
対照的に剣先を納めるパーツは、表側には同様の飾りがなされて
いるものの、裏側は最小限の金細工に留められています。
おそらくピンの構造上衣服に触れる部分であるため、バランスと、
生地を傷めてしまわないよう考えられたものなのでしょう。
着用時の針の通りもすっと滑らかで、西洋の歴史における重要性を
示すかのように、様々な種類のソード(剣)モチーフジュエリーが
見られる中、デザイン、機能面共に多くのものとは一線を画す
高いクオリティーを呈した作品です。
年代 1900年代初頭頃
国 ヨーロッパ(推定)
素材 ダイヤモンド パール ゴールド
サイズ 約10.5cm×2.7cm
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