アンティークジュエリーの影響が色濃い、1900年代後期の
雄羊モチーフ、バングルタイプブレスレットです。
紀元前すでに家畜化されていた羊は、エジプトの太陽神や
イエス・キリストの象徴として姿が描かれているように、
長い歴史の中、日々の営みを超え深く人々と共にありました。
古代の装飾品にその姿があることからも、存在の重要性が
うかがえます。
1800年代、古代の発掘品を模したジュエリーが流行した際、
当時の技法の再現を試みるジュエラーにより生み出された
巧みな金細工の作品にも、羊のモチーフを見ることができます。
縒り線や粒状の金を用いたアンティーク様のデザインを
取り入れながらも、一方では渦を巻く角の立体感に見られる
現代的な表現など、時の流れと融合を感じられる貴重な
作品に仕上がっています。
年代 1970年〜80年頃
国 ヨーロッパ(推定)
素材 18金(刻印あり)
サイズ 手首周り約17.5cm
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